現物確認・対面説明のご案内
2023.12.08
現物確認・対面説明とは
2013年9月に施行された改正動物愛護管理法により、ブリーダーや他の第一種動物取扱業者(哺乳類、鳥類、爬虫類の販売業者)は、動物を購入しようとする人に対して、直接動物の現状を見せる義務と、対面で飼育方法や生年月日などの適正な飼育に必要な情報を提供する義務が課されました。
この義務は、インターネットでの購入だけでなく、ペットショップでの購入でも同様に適用されます。ペットショップでは動物が現物で展示され、購入が即座に行われるため、現物確認と対面での説明はこれまでも販売業務の一環として行われてきました。しかし、インターネットでの販売でもこの義務が適用されることにより、猫・子猫を実際に見ずに購入することはできなくなりました。
さらに、2020年6月に施行される法改正により、ブリーダーや他の第一種動物取扱業者は現物確認と対面説明を自身の事業所で行うことが義務付けられました。お客様は必ずブリーダーの猫舎を訪れ、現物を確認し、対面で説明を受ける必要があります。
現物確認・対面説明の必要性
猫はそれぞれの猫種によって異なる飼育条件が必要です。一般のペットを購入する人は、ブリーダーなどの専門家とは異なり、猫種に関する知識を持っていないか、誤った知識を持っていることがあります。そのため、ペットを飼う予定の方は、最低限の飼育に関する知識をブリーダーから説明を受ける必要があります。
また、同じ猫種であっても、個体によって特徴や性格は全く異なるものです。写真と実物では印象が異なる場合もあります。猫は10年以上の長い時間を共に過ごす家族となるので、電話や文章だけで説明を受けるだけでなく、実際に目で確認し、本当に家族として迎え入れることができるか自分自身で判断することが重要です。
いつ見学すればいいの?
購入契約を行う前に、必ずブリーダーの事業所(猫舎)で現物確認と対面説明を受ける必要があります。ただし、見学と引き取りを別の日にする必要はありません。見学した日にそのまま猫ちゃんを引き取ることも可能です。(※生後56日を過ぎていない場合は法律上禁止されているため、生後56日を過ぎてからの引き取りをお願いしています。)
ブリーダーの猫舎が遠くて見学が難しい場合もあるかもしれませんが、現行の法律では、お客様は必ずブリーダーの猫舎を訪れる必要があります。当サイトを通じて猫・子猫をご購入いただくお客様の中には、旅行と組み合わせて猫舎を訪れる方もいます。ご自身の都合や予算を確認し、ぜひ検討してください。
当ブリーダー直販の子猫販売サイトからのお願い
写真を見て、欲しいと思った猫について購入を決心したら、必ず一度実際に会いに行ってみてください。写真ではわからない病気や受け入れられない癖、外見の違いがあるかもしれません。
家族として迎え入れるのですから、その猫が本当に自分たちに合うかどうか、自分の目で確かめてから決めてください。これはお客様のためにも、そして猫のためにも重要です。